電力自由化のメリットデメリットとその仕組み

電力自由化が導入されたことによって、ガス会社や携帯電話会社など、これまで電力と関係のなかった業者が参入できるようになりました。これによって競争が生まれ、電気料金の引き下げが期待できるなどのメリットがあります。しかし、様々な電力のプランが出てきているので、正しく選択しなければ損する可能性があるなどのデメリットもあるので注意が必要になります。なお、新規事業者の参入によって電気の品質低下や安定供給がされなくなるのではないかという不安があります。これについて、新電力でも既存の電気送電網を使用するので、品質に問題はありません。また、何らかの要因で新電力からの供給が停止した場合でも、その地域を担当する電力会社から自動的に電気が供給されるようになっているので停電が頻発することはないので、この点はデメリットにならず、安心して利用できます。

電力自由化によるメリットには何があるか

電気を供給する業者が増えれば顧客を獲得するために料金の引き下げなどの競争が起きるため、これまでよりも安く利用できることになる可能性があります。他業種からの参入によって、それらのサービスとセットで利用することで割引が受けられるようになるなどお得な料金プランもあり、うまく組み合わせることで電気だけでなく、他のサービスの利用料金まで下げることができます。また、単に料金が安ければ良いというだけでなく、その電気がどのように作られたものであるかという、環境面を気にする人もいますが、このような場合に発電方法によって業者を選ぶことができるメリットもあります。2020年まで既存の電力会社は従来の料金プランも残したままであるため、切替えるべきか迷っているのであれば、新しいプランが出てこないか様子を見ても良いでしょう。

電力自由化によるデメリットには何があるか

新電力でセット割引を利用する際に、期間の縛りがないか確認が必要です。一定期間内に解約すると違約金が発生することがあり、引越しを検討している場合には注意しなければなりません。例えばマンションでは全体で利用する電力会社を決めており、自由に選べないことがあります。インターネット回線についても同じことが言えるため、この2つのセット割引を利用すると、引越しによって違約金が発生する可能性が高くなります。業者の切替えを行った後に、よりお得な料金プランが見つかった場合でも、契約期間の縛りですぐに切替えができなくなってしまうこともあるので、どのプランが適しているのか十分に比較しておきましょう。また、将来的に電気料金の値上げが起きる可能性もあります。これまでは国が料金を上がり過ぎないように規制をしていましたが、これもなくなっています。電力自由化を導入した諸外国では、実際に値上がりが起きている国もあります。

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